唯川恵はけっこうスキな作家なので何冊か小説は読んでますが、これはエッセイ。
題名にちょっと魅かれたので読んでみました☆

3年後じゃなくて10年後じゃなくて「5年後」
一番「幸せ」を連想するのにピンとくるかな。そうでありたいという願望も込めて。
5年後、私は28歳。今はいい。この頃にはね、幸せに、、、

まず「5年前の自分を思い浮かべて下さい」とか言われるのねエッセイの冒頭で。
18歳の私は今より幸せだったかな?とか考えました。
う〜ん幸せと言えば幸せだったかもな。
大学に入ったばかりで色んな人たちとの出会いがあって。
当時は叶わない夢なんてないって思ってた。若かったんだな〜としみじみ。

「当時の自分は5歳上の人をどんなふうに思っていましたか?
落ち着いていて、いくつかの恋愛を経て、仕事もきちんとこなしていて、、、まさに大人の女。
そんなふうに想像していませんでしたか?」
ハイ、してました。
「そして今、自分がその歳になってみて想像とあまりにもかけ離れていることにびっくりしていませんか?」
ハイ、その通りでございます。。。
読んでてため息が出てきますね。うちの母でも今の私の歳には結婚してたっていうのに。

まあでもこの本は幸せになるためのヒントみたいなかんじなんで
これを読めば5年後幸せになれる!なんてカンチガイしない方がいいですね。(そんなカンチガイ誰もしない)
本文にも出てくるんだけど

「結婚して君を幸せにするよ」とか言われて喜んでいた昔の自分が恥ずかしい。
誰かから貰う幸せなんてどんな価値があると言うのでしょう。」

ほんとだよね。幸せは自分で掴むもの。
しばらく私の本棚に置いておいて5年後また読んでみたい一冊です☆

ISBN:4101334269 文庫 唯川 恵 新潮社 2003/10 ¥420

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