今日行った所はいつものように何百人も入る大きなホールみたいな所じゃなくて、映画関係者が試写する試写室みたいな場所で、人数も25組50名とかでした。
私は当たった人から200円くらいで譲ってもらったんだけど、これを当てた人はすごい強運なんだろうな〜とか思いました。
・・・そんな映画通ぽいこじんまりした場所で観たのは思いっきりホラー。
ドキーーーっとするシーンもあったりして、思わず隣の友達の手をガシっと掴んだり・・・（友達はそっちでビビってた。笑）
私的にホラーは嫌いなジャンルではないです。（むしろけっこう好き）
でもどんな映画でもそうだけど、ただ怖がらせるだけとかで中身のない映画は記憶にも残らないし観ようとは思わない。
その点この映画はとても考えさせられた。
ホラーだけどそれだけじゃないというか・・・
しばらくは忘れられない何かが残る映画でした。
すごく怖くて悲しい話なんだけど、シングルマザーの強さみたいなものに感動したかも。
主役をジェニファーコネリーというあまりぱっとしない、普通ぽい、どこにでもいそうな人（←失礼？）にしたのもまたよかったんだと思う。
画像の日本映画のリメイクなんだよね。
黒木瞳主演（←これがダメなんだよな〜きっと）で前にテレビでやってたから最後だけちょっと観たような記憶もあるんだけど、
その時にほんとにちょっとだけだったから話も分からず何も記憶に残らなかったんだけど。（やっぱちゃんと観ようと思ってDVD借りたりしたやつじゃないとダメねテレビでは）
もう一度ちゃんと観てみたいけど、観ちゃうと逆に落胆しちゃう気もするかも。
ハリウッドリメイクが素晴らしすぎて。
やっぱハリウッドってスゴイんだな〜って実感。
特にこの映画はハリウッドというか、日本よりアメリカとかの方がピンとくる話なんだと思う。
日本ではあそこまで酷い状況ってよほどじゃないとあり得ないから。
でもアメリカではフツーにあるんだよね。
アメリカは私は大学時代に2ヶ月滞在しただけだし、そんな酷い状況の場所じゃ全然なかったんだけど
なんていうか、アメリカの客へのサービス対応の悪さとかを見てるとこの映画のような酷い状況はじゅうぶんあり得ると思う。
誰も助けてくれない。
電話はたらい回しにされ、大都会の片隅で誰も自分に気づいてくれない状況。
でも雨は冷たく降り注ぐ・・・みたいな。
周りの人すべてが敵。
こんな映画も珍しいよねってくらい。
追いつめられる主人公がかわいそうでかわいそうで、私ならあんな状況じゃ生きていけないわ〜って思っちゃった。
っていうかこの主人公スゴイよ・・・
地下のコインランドリーとか、不気味なエレベーターとか、屋上へ続く薄暗い階段とか・・・
あんなの怖くて一人でズンズン登っていかないだろ普通ってかんじでした。
上の階の異変に気づいたら即警察でしょ？なのにこの主人公は自分で確かめにいっちゃうんだもん。
それがホラー映画の醍醐味か。ほんと怖かった。
結末はほんと怖くて悲しくて、なんでこんなことになっちゃうの？ってくらいなんだけど、ちょっと感動。
子役の女の子もかわいかった。
最後で見せたママへの大粒の涙。私はしばらく忘れないと思う。
さて、ANNA/NANAお決まりの試写会後の泣いてる人チェックですが
ここまで引っ張っておいてなんですが、あんまりいなかったかも。（←なんだそれ・・・）
でも私はこういう映画で涙を流せる人になりたいと思いました。（実際そこまで流せなかったんだけど・・・←なんだそれagain）
私的には最近観た映画の中では一番HITでした。
「春の雪」より「エリザベスタウン」より「ALWAYS」より全然ね。
というわけでオススメです。公開されたらゼヒご覧あれ〜♪
ヒミツメモ to 羅美さん＋みづきさん＋パステルさん＋rayさん☆
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