椿山課長の七日間

先週の木曜日に試写会で観てきました☆
同じく浅田次郎原作の「メトロに乗って」は見逃したんだけど
両方試写会で観た人から「椿山課長」の方がよかったって聞いて「それはないだろう？ケッ」と半信半疑で観に行ったんだけど
予想外に最高だった！！
いやぁ〜、ほんとにうまくまとまっててほのぼの感動が残る映画。
泣いてる人も沢山いたし、この私でもちょっとホロッときたもん。
久しぶりにいい映画を観たってかんじ？

西田敏行だし「釣りバカ」ぽかったら途中で帰ってやる！とか本気で思ってて
最初彼の顔がドアップでスクリーンに映し出された時はかなり引いたけど、その後は全然大丈夫だった（笑）
伊東美咲の演技も正直かなり心配だったけど、案外大丈夫だったし。
似ても似つかないはずなんだけど、エンドロールの一番最後でこの二人の顔が重なった時、感動とともになんかフシギな感情が込み上がってきたもん。
いけるよこの二人！みたいな。。。
あとは成宮くんとか、志田未来ちゃんとか、余貴美子とか、、、みんな演技ウマイ！
和久井映見の天使役はベンザブロックのCMかと思ったけど（笑）

あり得ない話なんだけど、ちょっと「黄泉がえり」とか「天国の本屋」とか「いま会いにゆきます」とかに似てるかな？
伊東美咲の役を竹内結子にしてもよかったかも。（↑これだけ誉めといて今更・・・）
最近の邦画ではまた違うタイプの映画だね。
「手紙」とかは悪いけど私的にはほんと2時間ドラマ行きの話だったんだけど
http://diarynote.jp/d/26924/20061024
「椿山課長」こそ映画向き！
観る前は「これぞ2時間ドラマ！」って思ってなめてたけど
ひとつの映画として完成されてた気がするんだよな〜
コブクロの主題歌もめちゃくちゃよかったし。
小田和正の♪ラ〜ラ〜ラみたいに途中で泣かすために使ったりはしてなかったし（笑）

最近の邦画（「天使の卵」やら「虹の女神」やら「ただ君を愛してる」やら・・・）はみんな「恋」の喜びと哀しみなのに対して、
この映画「椿山課長の七日間」はそれを越えた「愛」の喜びと哀しみの物語なんだと思う。
だからこんなに感動するんだろうな〜
あ〜あ。こんなにいい映画だったとはSoftbankもビックリなくらい予想外だね（笑）
観る前の私のようになめてかかってる皆様も騙されたと思ってご覧あれ♪
11/18公開ですぞ♪
私は今更だけどやっぱ「メトロに乗って」も観にいこうかな〜
でも「椿山課長」を越える作品じゃなかったら観たくないしな〜
どうしよう・・・