好きだ、

また西島秀俊かよ？？ってつっこまれそうなんですが。
私ほんと彼の出てる映画をよく観てる気がする。
別に彼のファンってわけじゃないんだけど、たまたま私が選ぶ映画に彼がよく出てるんだよな〜
まあカッコイイ役者さんだとは思うけど、演技は特別うまいわけじゃないかと。。。
今回の映画で彼の高校時代を演じたのが瑛太。
この二人は別に似てるわけじゃないんだけど、宮崎あおいちゃん→永作博美は似てたな。
あおいちゃんが34歳になると永作博美になるんだ〜♪って。なんかすごい掘り出し物を発見した気分でした。
キャストはけっこう豪華なんだよね〜
加瀬亮くんと野波麻帆は結局なんだったの？？ってかんじだけど。

で、内容の方なんだけど、、、ってか内容、、ないんですけど？
ほんとに。もうどうしようかと思った（苦笑）
「好きだ」っていう一言だけのための映画。
あんたらがそれを言うためだけに2時間もこの映画を観るほどこっちは暇じゃないいだよ！ってかんじ？（←だったら観るなよ）
色んなロマンスやら三角関係のごちゃごちゃやら、そういうのがあるフツーのラブストーリーが好きな人（私？）には向いてないな。
監督ってかカメラさん大丈夫？？って思うシーンも何度かあって。
主役の二人が並んで座ってて喋ってるのに、瑛太とあおいちゃんの横顔が交互に映されて、これじゃ二人の位置関係っていうか距離感っていうの？全然観てる方にはわかんないじゃんね？？
瑛太とあおいちゃんのそういうシーンが続いたから、早く大人になって西島さんと永作出してよ！って思いながら観てたけど、西島さんと永作になっても同じだった（苦笑）
たぶん向き合って喋ってるんだけどこれも同じで距離感とか全然わかんないし、暗いし、声小さいし、ほんと寝そうになりました。
独特の空間を作りたかったんだろうけど、一般受けしないのは確実だな。
セリフやエピソードじゃなく、映画は空気で感じるものだと思える人にはいいかも。（私はカンペキ逆タイプだからダメだわ）
瑛太やあおいちゃん好きのイマドキの高校生が観たら確実に寝ちゃう映画だと思う。
映画の独特の空気感が楽しめる大人になってから観ましょうってかんじ？私はどっちかっていうと前者だからな（苦笑）

まあでも沢山いる同級生の中で、二人で並んで歩いたり、河原で座って他愛もないこと喋ったりできる仲ってだけで”特別な存在”なわけじゃん？
中村中も「友達の唄」で♪並んで歩くくらいでいい〜って歌ってるじゃん？
http://diarynote.jp/d/26924/20061114.html
・・・とツッコミたくなりました。
それを言っちゃこの映画のテーマである「好き」って言うことが丸くずれになっちゃうわけだけど。
なんだかな〜。そんなに言えないもんなのかねえ？
イマドキの高校生とかじゃ考えられないだろうな〜
まあでも17歳の頃と34歳の今。
結局何も変わってないんだろうな〜ってこの映画を観てると感じます。
私はちょうどその間だからな〜。34歳になったらもう一度観てみようかしら。。。

＜ついでにちょいと予告＞
西島秀俊と宮崎あおい（永作じゃなくてね）は「海でのはなし」というスピッツの曲をモチーフにした映画で再共演するらしい。
これもミニシアター系の映画みたいなんだけど。
この二人はそういうのに向いてる役者さんなのかな？
あおいちゃんはメジャー系な映画「NANA2」降板したし、「ただ、君を愛してる」はまあまあよかったけど「初恋」とかは全然ヒットしなかったしミニシアター系のが向いてるのかもね〜♪